美術館
国立国際美術館に行って来ました。ボルタンスキーや内藤礼の死者のための枕や石内都の傷の写真が見れて良かったです。特に死者のための枕は本で見ていていつか本物を見てみたいと思っていたので嬉しかったです。死を思わせる静かな作品に心ひかれるな~と思い、そこでテンションが上がっていました…。 自分にとって死者ってなんだろうか?身近な死んでしまった人はもう会えないし喋れないけど、あの人だったらこう言う時にこうするなとかこうしてたよな~とかは思う事がある。生きてる人間は生きてる限り更新されるから今までがこうだったからと必ずしも同じ行動を取るわけではなかったりして、その事に対しての不安や難しさがある(自分も含めて)。けれど死んでる人や動物なんかはそこで終わっているのでもう変わりようがない。ある種の安心感のようなものが有る気がする。そう思ってる自分もまた変わってしまうのかもしれないけど…なんとなく今日はそんな感じで。 あと最近美術館に行ったのは町田尚子さんの個展。町田さんは自分が高校生の時に新潮45の表紙を描かれていて表紙を見る為に図書館に通っていた思い出があります。そんなに大きい絵ではないのだけど存在感が凄いし風景とかも凄かった。 あとパウル・クレーも見に行きました。キャンバスじゃなくて厚紙とかガーゼとかに描かれている作品が有るんだな~とか。最後の部屋の死を感じさせる作品がやっぱり良かったなとか思いました。(夜勤明けで寝ずに行っちゃったからフラフラやったけど…)